授業詳細

CLASS


切って割って炭作り〜BUNKAI PROJECTと竹炭をつくろう!

開催日時:2022年02月12日(土) 10時00分 ~ 12時10分

教室:大府市神田公民館

レポートUP

先生:箕浦 希奈 / 大府竹林循環プロジェクト「BUNKAI」代表

カテゴリ:【環境/くらし/ものづくり/大ナゴヤの日】

定 員 :10人

※本授業は「大ナゴヤの日」の授業として企画しております。毎月第二土曜日は参加費無料の授業として開催しています。
※集合場所:大府市神田公民館
※本授業は2021年2月10日(木)まで先着受付いたします。
※授業運営の都合上、当選後のキャンセルはご遠慮ください。しかしながら、体調面への不安などがある場合は、その限りではございませんので気軽にご相談ください。
※授業中は換気を徹底するなどして、感染対策に努めてまいります。生徒の皆様におかれましても、マスクの着用と手指消毒にご協力をお願いいたします。
「竹」は私たちの生活にかなり身近な存在。割り箸や籠、タケノコなどは食卓にも登場します。最近では灯籠として空間を彩ることも。
この授業では、そんな竹から「竹炭」をつくり、炭づくりを通して竹にまつわる問題やその可能性について触れていただきます。

今回の先生は「BUNKAI PROJECT」を主宰する箕浦希奈さん。
課題を抱える大府市の放置竹林を整備し、大人も子どもも遊んで学べる地域の憩いの場づくりに挑戦しています。

授業では、先生のプロジェクトに対する思いや竹林の抱える課題、竹の利活用について教えていただきます。
その後、実際に竹林の整備を体験し、竹炭をつくるワークショップを行います。

竹炭づくりは、2メートル程の高さまで火柱が立つ大迫力!まさに圧巻の光景です!
お土産に竹炭を利用したアイテムも用意しています。
安全に気をつけて、楽しく、私たちの生活と竹との関係を学びましょう!

<スケジュール> 
9:40〜受付開始
10:00〜授業開始
10:10〜BUNKAI PROJECTについて
10:40 〜 竹炭をつくろう!
11:40 〜 竹の可能性について語ろう
12:10 〜 終了
※雨天時には内容を一部変更して竹炭づくりとはことなるワークショップを予定しています。
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【感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】
・飛沫感染防止のため、授業中のマスク着用をお願いいたします。
・受付時の、検温と手指消毒にご協力ください。
・ご参加より14日以内に新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、大ナゴヤ大学まで速やかにご連絡ください。また、濃厚接触者になった場合も同様とします。
・後日、参加者・関係者の新型コロナウイルス感染症への罹患が確認された場合には、保健所等の公的機関へ個人情報を提供することがあります。

下記に該当する場合、当日の授業参加をお控えください。
・37.5度以上の発熱がある、または発熱が続いている
・咳・くしゃみ・咽頭痛などの症状がある
・新型コロナウイルス感染症の陽性患者の濃厚接触者に該当する
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる
・過去2週間以内に入国制限、入国後の行動制限がある国・地域への渡航歴および当該地在住者との濃厚接触があった
・マスク未着用(2歳未満を除く)

【授業コーディネーター名】
山田卓哉
「竹」にはどんなイメージがあるだろう?

和風、清廉、竹取物語、歴史、新緑、タケノコおいしい、丈夫、しなる、竹刀、桶・・・etc
我々日本人にとってとても身近、だけどよくよく考えてみるとあまり知らない竹。

そんな身近な竹について知り、地域や地球の環境について考え、ノンフィクションではまず遭遇することのない火力を五感で味わえるという、魅力いっぱいな授業に参加しました。


■授業開始
大府の田舎で始まるこのイベント。
私は有松生まれ有松育ち、高校進学は浮気して大府なので、ほぼ地元といって過言ではありません。
大府の魅力はたくさん知っていますが、贔屓目に見てもしっかりと田舎です。
(こんな田舎に果たしてみなさん来てくれるのか・・・無事に来れるのか・・・)
不安がありましたが、当日は天気も良く、キャンセルもなく満員御礼でした!
検温、アルコール消毒、換気などしっかりと感染症対策をしたうえで行っております。



■ご挨拶
まずは大ナゴヤ大学恒例の簡単な自己紹介からです
「今日は火遊びができそうなのできました。」
「火柱というキーワードに惹かれてきました。」
「事業をやっているが、会社としてsdgsに取り組みたいと考えていて学びに来た。」
「キャンプに興味があるのできました。」
幅広ーい!
みなさんそれぞれの思い、期待を持って参加されていておもしろいです。



■先生のお話し
ここは地元で、昔から竹林で遊んでいたという先生。
本業はグラフィックデザイナーとのことで、取り組みのネーミングやビジュアルのよさも納得です。
そして半年前までドイツに移住し、環境活動に取り組んでいたというアグレッシブさも兼ね備えていますね。


▽BUNKAIプロジェクトとは?
放置竹林の整備が根幹のプロジェクトです。

竹は日本人の生活に密着した有用植物(衣食住において人間生活に役だつ植物)で、竹の家具などは多くありました。
しかし、軽くて丈夫で加工しやすく安いプラスチックの登場により使われることが非常に少なくなってしまったんですね。

現在、需要のなくなった竹が放置されてしまうこともしばしば。竹は成長スピードが早いので整備をしないとどんどん増えてしまいます。しかし、地主さん達も高齢化していて整備が十分にできないという問題が日本中にあるそうです。

全然知りませんでした!

私有地である竹林に対して、行政は”なにかが起こってから”でしか基本的に動くことができないため、なかなか手を付けられないでいる状況があるそうです。

そこで、そんな状況をなんとかしようと動いたのが今回の先生&BUNKAIプロジェクトです。



▽竹の活用方法
先生たちは切った竹を下記のように有効活用しています。

①ポーラス竹炭
・土壌改良剤、竹はアナがたくさんあるので微生物がたくさん住む
・調湿効果が高いので調湿材になる
・脱炭素、二酸化炭素を固定できる
 └日本でも企業が購入する仕組み
  ⇒カーボンオフセット、カーボンニュートラル
②竹細工
③竹テント
・使い終わった後は燃やして竹炭にできる!(個人的にめっちゃツボです)


また、下記のような環境活動を通した地域交流も行っているとのこと。

①子どもの遊んで学べる場
竹林はかつての自然の遊び場だったので、
体験を通して地域の自然を守るというサイクルを作ろうとしています。

②身近な自然と共生
竹林の整備には除草剤という手段も当然あります。
が、竹を枯らす除草剤は強力で、農地や生活用水にも影響が出てしまうとのこと。
そしてなによりも美しい竹と共生する風景を大切にしたいという先生の想いを語っていただきました。

非常に共感できました。


▽BUNKAIプロジェクトの現在の課題:ボランティアの限界

竹林整備のボランティアメンバーの高齢化が進んでおり、
整備コスト(大変、お金もかかる)の高さも相まって苦戦しているとのこと。

桑竹会というNPOは行政と連携し、シルバーワークなどで40人集め、しっかりとお金も出せる仕組みにできているそうで、BUNKAIプロジェクトもこれを参考に、ソーシャルビジネス化をしっかりとさせ、持続可能なモデルにしようと奮闘されています。



■竹林に移動して実際に体験
先生のお話を聞いた後、会場の横にある竹林へ向かいました。
竹林の中には先生たちが作った広場があり、そこで実際に竹炭づくりをします。


地面にグルリと囲まれた鉄があり、その中で竹炭づくりを行います。
この鉄はシンプルな形ですが形状に工夫が施されており、煙が滞留する構造になっているそうです。(特許も取得されているとのこと)これは先生方がクラウドファンディングで集めたお金で購入したもので、皆さんの応援が形になったものとなっています。

食べ物などがくるまれているのをよくみる竹の皮。これは丈夫で燃えやすいため、これを着火剤代わりにまずは敷き詰めます。
その上にどんどん竹を組んでいきます。



火が付いたらみんな次々と竹を放り込んでいきます。

どんどんどんどん入れていくと

火柱がとんでもなく大きくなりました・・・!
成人男性の2倍以上ある気がします。すごいです。



現実味のないレベルの炎に、みんなあっけにとられていました。
「まるで神事みたいだ・・・」
「厄が落ちそう」
「今って正月だっけ?」
「この火クセになる・・・」
ぜひこの臨場感を味わってほしいので、BUNKAIプロジェクトへお越しください。



子供たちもとても楽しそうに自然と触れ合っていました。



■どんな竹の活用ができるか?ワークショップ
消化した後はみんなで教室に戻ります。
切った竹の活用方法について、チームに分かれて話し合い開始!
あの衝撃の瞬間を体験、共有をした後なので、みなさん会話がめちゃくちゃはずんでいます。



そしてチームごとに発表!

・インスタ映えになるので、流しそうめんをして発信する
・体験型で収益にして人件費に充てる
・竹を使った美容コスメを作る
・お弁当とか箸とか、繊維を使ってカーテン、竹の神様をまつる神社
・珍しいもの好きからお賽銭をもらう

と、たくさんのワクワクするアイデアがでました!
実現したらぜひとも参加したい!

■先生からの締めの言葉
授業全体を通して、先生から一言いただきます。

「これだけの人に興味をもってもらえたことに、可能性を感じている。」
「まだ解決策はないが、整備なども楽しんで参加してくださることに希望を持てました。」
「たくさんの人たちの小さな力で続けていくことができたらいいなと思っています。」
という言葉がとても誠実で心に残りました。




■最後に
・自然との触れ合いを通して交流し、心身の健康促進
・作ったものを使う、遊ぶ
・最後に燃やして肥料にする

といったサイクルが実現できる竹は、とても可能性があるなと学んだ一日でした。

私の近所の公園にもきれいな竹林があるのですが、あれにも整備に多大な労力がかかっているんですね。
授業を受けてから身近な自然への感謝が深くなったように思います。

またなにより、ただ竹を処理するのではなく、整備するだけでもない。
人と自然の共生や利活用についてどちらにも偏らず、真剣に向き合い、行動する。
そんな先生の姿に非常に感銘を受けました。

また友人を連れて、ボランティアに参加したいなと思いました。
一緒に参加したい人はこちらのインスタのフォローをお願いします!


レポート: アツキ―
カメラ:ヒデ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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先生

箕浦 希奈 / 大府竹林循環プロジェクト「BUNKAI」代表

大府市立神田小学校出身。グラフィックデザイナー。 自らのデザインスキルを、商業広告だけではなく地域課題解決に生かすことができないかと試行錯誤。その一環として自分の思い出の場所でもあり現在は放置竹林となっている地元の竹林で、大人も子供も遊んで学べる地域の憩いの場づくりに挑戦するプロジェクト「BUNKAI」を2021年秋に立ち上げる。

今回の教室

大府市神田公民館

住所:〒474-0003 愛知県大府市神田町3丁目115

地図を見る

大府市神田町にある公民館。
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車でお越しの際には公民館の駐車場をご利用いただけます。
公共交通機関を利用してご参加いただける場合、大府駅より発着の「ふれあいバス」をご利用ください。

ふれあいバスは「①東コース 左まわり」にて
「大府駅東」停留所を9:10発,「神田公民館」9:31着のバスにお乗りください。
授業終了後は会場より「神田公民館」12:31発、「名鉄前後駅」12:50着、「大府駅東」13:25着のバスが出ております。
▼ふれあいバス時刻表
https://www.city.obu.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/015/290/fureai-bus-timetable_from20200301onward-ver3.pdf